トランクルームは安全?利用者が安心できる5つの盗難・防災対策
利用者としては、トランクルームに大切な私物を預けるのであれば、安全性が気になるのではないでしょうか。安心して利用できるように、厳重なセキュリティ対策を実施しているところに、預けたいですよね。
この記事では、トランクルームの安全性や利用者が安心できる、5つの盗難・防災対策などについてお伝えしていきます。
トランクルームは安全?
トランクルームは、主に下記の種類に分けられます。
- 屋内型トランクルーム
- 屋外型トランクルーム
- 宅配型トランクルーム
屋内型や宅配型のトランクルームは、強固なセキュリティ対策が実施されているケースが多いです。一方、屋外に設置されたコンテナタイプのトランクルームは、屋内型や宅配型と比較すると、セキュリティ対策がやや劣る場合があります。上記のようにトランクルームの種類によって、利便性や安全性が変わってくるので、ケースバイケースで適切なところを選びましょう。
トランクルームでの盗難被害への備え
全くセキュリティが整っていないトランクルームは、今時珍しいでしょう。多くのトランクルームは、鍵や監視カメラの設置など、最低限のセキュリティ対策が施されているものです。しかし、残念ながら盗難被害に遭う利用者もいるのが現状です。
厳重なセキュリティを、確保しているトランクルームほど、盗難のリスクを軽減させられます。利用者は盗難被害への備えとして、防犯やセキュリティに、しっかり取り組んでいる事業者を選ぶことが大切です。
トランクルームの安心・安全な5つの盗難対策
ここまでで、トランクルームの安全性についてや、利用者が行うべき盗難被害への備えについてお伝えしてきました。預けていた品物が絶対に盗まれない保証はどこにもありません。そのため、厳重なセキュリティを確保しており、盗難にあいにくいトランクルームの選定が重要です。
次の項目では、トランクルームの安心・安全な、5つの盗難対策をお伝えしていきます。
1.監視カメラの設置
セキュリティ対策のなかでも、基本的な手段となるのが監視カメラの設置です。トランクルーム内外の状況を常に監視し、不審者の動きを早期に発見することで、犯罪の抑止力となります。
最新の監視カメラシステムでは、リアルタイムでの映像確認はもちろん、不審者の顔認証機能や動きを検知するセンサーを備えているタイプもあります。万が一盗難が発生した場合には、犯人を特定する手がかりとしても役立つなど、動画データは貴重な情報源です。
2.個人識別システムの利用
個人識別システムの導入は、特定の利用者のみがトランクルームに、安全にアクセスできるようにするためのセキュリティ対策です。例えば、指紋認証や顔認証などの技術を用いて、利用者の身元確認を徹底し不正アクセスを防ぎます。指紋認証と顔認証のどちらも組み合わせて導入するなどで、セキュリティの強化も可能です。個人識別システムの利用を工夫することで、さらに安全性を高められます。
3.警備員の巡回
警備員による定期的な巡回は、トランクルームの安全を確保するうえで、効果的なセキュリティ対策です。24時間体制で警備員が巡回しているトランクルームもあります。警備員が常に周囲を監視していると、不審者は盗難などの犯罪行為をちゅうちょするでしょう。何か異常があった場合には、迅速に対応できます。
4.防犯アラームの設置
防犯アラームの設置により、不審者の侵入を検知した際は大音量で警告音が鳴るため、犯罪の抑止力になります。異常が発生した際、即座に警報が鳴る防犯アラームを設置しているトランクルームでは、警備会社への自動通報機能を持つアラームもあり迅速な対応が可能です。建物を巡回中の警備員や、警備会社の人がすぐに駆けつけることで、犯罪を未然に防いだり、被害を最小限に抑えたりできます。
5.照明の充実
トランクルーム内外の照明を充実させるのも、盗難などの犯罪を防ぐための重要なセキュリティ対策です。例えば、トランクルームにLED照明を導入して、夜間でも明るい環境を保つなどです。明るい照明は、不審者にとっては目立つため、犯罪を抑止する効果があります。また、夜間に照明が明るいと、暗がりを減らし監視カメラの画質を良くする効果もあるでしょう。
トランクルームの安心・安全な5つの防災対策
利用するトランクルームの盗難対策が、しっかりと行われており、厳重なセキュリティを確保している事業者の選定は最優先事項です。そのうえで、保管する品物の安全性をさらに高めるために、トランクルームの防災対策も重要です。
次の項目では、トランクルームの安心・安全な、5つの防災対策をお伝えしていきます。
1.耐震性・耐火性に優れている
建物が耐震性と耐火性に優れていることは、トランクルームの基本的な安全性を、確保するための重要な防災対策です。地震に強い耐震設計がされている構造や、火災から品物を守るための耐火性能は、トランクルームの選定において重要です。建物が倒壊するリスクや、火災が発生した際に延焼の軽減に繋がります。災害時や緊急時に安全かつ素早く、トランクルーム内の荷物を取り出せるように、計画的な収納をしておくと良いかもしれません。
2.消火設備の設置
火災は予測不能な災害の1つです。トランクルームが火事になると迅速な対応が求められます。そのため、自動火災報知器、消火器、自動スプリンクラーなどの消火設備の設置は、重要な防災対策です。消火設備は定期的に点検と、メンテナンスが行われているため、安全な状態で機能するように管理されています。
3.緊急避難経路の確保
災害発生時には迅速かつ安全な避難が重要です。緊急避難経路の確保も、大切な防災対策と言えます。建物に明確な緊急避難経路が設けられていたり、分かりやすい非常口が設置されていたりすると、利用者が素早く安全な場所へ移動できます。避難経路の確保だけではなく、避難経路は障害物がないような状態に保たれているかも重要です。
4.防水対策
日本は台風や集中豪雨による水害も多いため、トランクルームの防水対策も重要です。例えば、トランクルームを高い位置に設置したり、防水壁や排水設備が整備されていたりなどです。防災対策がしっかりされていると、建物内に保管されている品物が濡れるリスクの軽減に繋がります。
5.定期的な点検とメンテナンス
トランクルームの安全性を維持するためには、定期的な点検とメンテナンスが大切です。迅速に対応することで、設備の不具合や劣化の早期発見に繋がり、必要に応じて部品の修理や交換を行います。多くのトランクルームの運営会社は、定期的な点検とメンテナンスを行い、利用者に安心して利用してもらえる環境を整えています。
愛知県名古屋市で展開している「T-キューブ」では、レンタルトランクルームを提供しています。大事な趣味の道具、大切な思い出の品、季節によって不要なものなど、必要な時にすぐに取り出せるお客様だけのパーソナルスペースです。防犯カメラやセキュリティシステムにより、お客様の大切な品物を安全に保管できます。弊社のレンタルトランクルームは内覧の予約も承っています。わからないことや不安点がある場合は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
上記でお伝えした盗難・防災対策を行うのは、トランクルームの安全性の大幅な向上に繋がります。その結果、トランクルームの利用者は安心して貴重品を保管できるようになります。トランクルームの利用者は、利便性だけではなく盗難のリスクも考えることが大切です。厳重な盗難・防災対策を実施しているかも重視して、適切な事業者を選ぶようにしましょう。