貸し倉庫は個人でも借りられるの?活用法やメリットを解説
不用品を預けたり、普段使わない荷物などを預けたりなど、様々な用途で活用できる貸し倉庫。しかし、貸し倉庫と聞くと、「企業や業者が利用するもの」といったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
近年では、自宅に保管場所がないため物であふれている、もっと自宅のスペースに余裕を持ちたい、などの理由から、個人で貸し倉庫を借りる人たちが増えてきています。「自宅などにある物を減らして、より快適に過ごしたい」といったニーズが高まり、暮らしの意識が変わってきているのです。
本記事では、貸し倉庫を個人で借りることが可能なのか、個人で貸し倉庫を借りる際の活用法、メリットなどについて解説します。
1.貸し倉庫は個人でも利用できる?
貸し倉庫は、家での置き場に困るものや、普段利用しないものの収納など、目的に合わせて利用できる利便性の高いレンタルスペースです。貸し倉庫と聞くと企業や業者がよく利用しているといったイメージがあるかもしれませんが、個人でも利用することが可能です。
自宅に物が多すぎて生活スペースに支障をきたしている、もっと余裕を持った収納スペースが欲しいなど、様々なニーズを満たすことができるため、貸し倉庫の需要が高まっているほどです。自宅以外の便利な収納スペースの1つとして、貸し倉庫を借りるという選択肢が選ばれています。
2.貸し倉庫の料金相場
貸し倉庫の利用料金は、種類や広さ、地域、立地、運営会社などによって変動があります。以下は一例ですが、貸し倉庫の広さ別の相場料金です。
種類・広さ | 料金目安 |
1帖 | 2,000~4,000円 |
2帖 | 6,000~8,000円 |
3帖 | 8,000~10,000円 |
5帖 | 10,000~13,000円 |
10帖 | 20,000~30,000円 |
※月額料金
上記は、一般的な月額の基本利用料の相場ですが、月額の基本利用料以外にも貸し倉庫を借りるにあたって様々な料金が必要となります。初期費用として、当月と翌月1か月分ごとの月額基本料や、1か月分の月額利用料に相当する程度の料金を支払う事務手数料、万が一の料金滞納に備えて保証会社に加盟するための保証料などを支払う必要があります。ただし、これらの料金設定は運営会社によって異なるので、事前に確認をしておきましょう。
3.個人で貸し倉庫を借りる際の活用法
貸し倉庫は利便性の高いスペースで、利用者の目的に合わせて活用できます。ここからは、個人で貸し倉庫を借りる際の活用法について解説します。
- スポーツ用品の収納
- レジャー用品の収納
- 家の新築・リフォームの一時保管
- 不要な家電や家財道具の収納
- バイク倉庫
スポーツ用品の収納
貸し倉庫を利用する用途として多いのが、スポーツ用品の収納です。
スポーツ用品は、スキー板やスノーボード、ゴルフ用品などがあげられます。スキー板やスノーボードは冬にしか利用しませんが、その大きさからどうしても収納スペースを圧迫してしまいます。また、ゴルフ用品も、ゴルフに行く頻度が多くない人にとっては保管に困り、ストレスを感じてしまう要因となります。
このような決まった時にしか利用しないスポーツ用品は、貸し倉庫に預けてしまうことで自宅がすっきりと片付き、快適な居住空間を作ることができます。
レジャー用品の収納
キャンプ用品などのレジャー用品の収納も、貸し倉庫を有効活用できます。
キャンプ用品なども、先ほど解説したスキー板やスノーボードのように決められたシーズンにしか利用しないことが多いアイテムです。とはいえ、自宅に収納するとなると収納スペースを圧迫し、クローゼットや押入れが占領されてストレスを感じてしまいます。
そんな時に貸し倉庫を活用することで、使うシーズンにだけ貸し倉庫から取り出すようにすれば、自宅のスペースに余裕ができます。自宅の空いたスペースを有効活用することができるので、ストレスを感じることもなくなるでしょう。
家の新築・リフォームの一時保管
新築の家を建てる時やリフォームなどを行う場合、家具などを一時的に保管する際にも貸し倉庫が便利です。
自宅に住みながらリフォームを行う際、リフォームを行う場所によっては家具を移動させなければなりませんが、大きな家具は移動が非常に大変です。また、仮住まいの場所を準備できたとしても、その場所に家具をすべて運ぶとなると、非常に労力が必要となります。
このような場合でも貸し倉庫を活用すれば、家具や荷物を一時的に預けておくことができます。新築の家の完成やリフォームの状況に合わせて、自分の好きな期間だけ借りておくことも可能です。
不要な家電や家財道具の収納
自宅に長年住んでいると、あまり利用していない家電や家財道具が多くなってしまうこともあります。ただ、たまに利用することがあったり、長年使ってきたものであることから捨てにくかったり、利用頻度が少なくても処分するのには躊躇してしまうものもあるでしょう。
そんな際に貸し倉庫を利用することで、収納場所や自宅のスペースを圧迫することなく、不要な家電や家財道具を保管することができ、快適な居住空間をつくることができます。
バイク倉庫
貸し倉庫は、バイク倉庫としても利用可能です。ガレージのない一軒家や、駐車場の少ないマンション・アパートは、バイクの保管場所に困ってしまうことが多いです。また、バイクの保管場所に困っている人は、バイクの整備場所や整備用品・タイヤなどの保管場所にも困ってしまうケースが多いです。そのような場合でも貸し倉庫を活用すると、安心・安全にバイクを保管することができ、整備用品・タイヤなどもあわせて保管することができます。
また、バイク倉庫専門でサービスを提供している貸し倉庫の場合、電源完備をしているところも多く、電源を使ってバイクを整備することができるので、バイクの整備場所としても活用可能です。
4.個人で貸し倉庫を利用する4つのメリット
目的に合わせて様々な活用ができる貸し倉庫ですが、個人で貸し倉庫を利用すると多くのメリットがあります。ここからは、個人で貸し倉庫を利用する4つのメリットについて解説します。
- 低コストで利用できる
- 自分の好きな期間利用できる
- 自宅などの収納スペースが確保できる
- 時間に関係なく出し入れできる
低コストで利用できる
貸し倉庫は低コストで利用できる点がメリットです。自宅の収納スペースの不足を感じている場合、より部屋数の多い場所や部屋の広い場所に引っ越しを検討する人も多いですが、そのような場所に引っ越しを行うのには多くの費用が必要となってしまいます。また、引っ越しができたは良いものの、その後の家賃がかさんでしまい、多くのコストがかかってしまうといったケースも考えられます。
このような場合に貸し倉庫を活用することで、低コストで収納スペースの不足を解決することが可能です。利用用途に応じた広さの貸し倉庫を借りることで、部屋数の多い場所や部屋の広い場所に引っ越しを行わずに済みます。
自分の好きな期間利用できる
貸し倉庫は、一般的に自分の好きな期間だけ利用することができます。
マンションやアパートのような賃貸物件だと、2年ごとの契約などが定められていることが多く、定められた契約年月以外の解約だと、解約費として余分に費用を払わなければいけないケースがあります。貸し倉庫はそのような定められている契約はなく、自分の状況に合わせて利用期間を決めることができ、気軽に借りることができます。
自宅などの収納スペースが確保できる
自宅に長年住んでいると、物が多くなってきてしまい、その分収納スペースなども圧迫されてしまうことが多いです。いざ掃除や処分を行おうと思っても、ものを捨てるかどうか、あれこれ悩んで一つずつ判断する作業は多大な時間がかかります。とはいえ、その荷物をそのままにしておくと、ものは増えていく一方です。
そのような荷物も貸し倉庫を利用すれば、まとめて預けることができ、収納スペースが確保できます。自宅以外の便利な収納スペースの1つとして利用することで荷物をすっきりと整理でき、自宅の収納で困ることはなくなるでしょう。
時間に関係なく出し入れできる
貸し倉庫は、一般的に24時間利用可能な場所が多く、時間に関係なく出し入れできます。そのため、ゴルフ用品やスポーツ用品など、保管していた荷物が急に必要になってもいつでも取り出すことができるので安心です。
5.まとめ
本記事では、貸し倉庫を個人で借りることが可能なのか、個人で貸し倉庫を借りる際の活用法、メリットなどについて解説しました。貸し倉庫は個人でも利用可能で、目的に合わせて利用できる非常に利便性の高いサービスです。手続きも簡単で、自分の利用したい期間だけ利用することができるので、「もっと余裕を持った収納スペースが欲しい」といった方は、ぜひ利用を検討なさってみてはいかがでしょうか。
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